1.はじめに
「感情分析」で、島野ハイブリッド心理療法における実質的な治療取り組みを行います。
まず全体的な進め方について、「ハイブリッド心理療法とは」を参照して理解して下さい。
まず最初に、これからのターゲットにする生き方を「「自己建設型」の生き方へ」で学習します。
「自己建設型」の生き方とは、ひとことで言えば、善悪評価を一切しない生き方です。
その代わりに、自由な欲求に立ち、心理医学的健康を目標にして、柔軟な思考法行動法を身につけるという生き方です。
療法の進め方概要の図に示すように、まず最初は、理性的思考だけ、新しい生き方に考え方を変えていきます。
これだけでも多少、悪感情が減少する部分もあるかもしれません。
しかし多くの問題は、無意識の領域にあると考えています。
「感情の膿」と「自己操縦心性」です。
これら心理障害の源泉が感情分析の過程で、自己建設型の姿勢とぶつかり合うことで、弱化除去されるというのが、ハイブリッド療法の基本的な考え方です。
感情分析で行う作業は、自分の感情の吟味と把握です。
吟味とは、じっくり味わい、その本当の意味を考えることです。
心理障害の過程で生まれる感情は非常に複雑なので、自分でその意味を知るためには専門的な心理学が必要です。
これを「心理障害の感情メカニズム」で提供します。
これらを従来の精神分析のような過去志向の作業として行うのでなく、建設的に生きる前向きの作業として行うのが、ハイブリッド療法における感情分析です。
なお、感情分析の過程については、現在は大きな流れが整理できた段階です。
6.感情分析の進行過程で、これをできるだけスムーズに行えるよう詳しいナビゲーションを掲載したいと思いますが、今回はごく大まかな説明のみとします。
いずれより詳細なものを掲載したいと思います。
2003.6.7