心理障害の感情メカニズム
2 二次心理過程

2.1 思春期要請とその帰結感情
  (1)思春期要請
  (2)思春期要請の帰結感情

 基本的不安を心の底に抱えた子供は、多少性格の偏りが観察されることはあっても、表面上は心理障害症状をほとんど示すことなく育って行きます。
 それは3種類の強迫的態度によって、何とか外界に対処してきた状況です。
 まだ一人前の人間として主体的に生きる必要がないので、主に外界からの働きかけに、何とか過ごせるよう反応していれば良かったわけです。

 ところが思春期に入ると、この状況が一変して来ます。
 日常的な言葉で言えば、自分の将来や恋愛などが重要なテーマになるということです。
 これを心理学的に言うと、次のような「発達課題」が起きているということになります。
 その結果、基本的不安の中で性格を発達させた個人に生まれる「帰結感情」についても説明します。

  (1)思春期要請
  (2)思春期要請の帰結感情


2003.7.24